「闇金から身に覚えのない請求をされた」
「利用してないのに闇金から返済を求められた」
心当たりが無いのに返済を求められたら、不安のあまり逃げ出したくなるはずです。
もし闇金から心当たりのない請求をされたらどのように対処すれば良いのでしょうか?
この記事では
・闇金の手法
・身に覚えのない請求をされる原因
・心当たりのない請求への対処法
といったテーマで解説していきます。
記事を読んで正しい方法で安全な解決を目指しましょう。
「誰かに相談したら許さない」
と闇金から言われても安心してご相談ください。
私たちが、あなたを闇金から全力で守ります!
目次
1. 闇金の主な手法
闇金が身に覚えのない請求をする時、主に2つの手法を使います。
① 押し貸し
押し貸しとは、闇金が融資の合意なく勝手に被害者の口座にお金を振り込み、後日利息とともに返済を要求する手法をいいます。
被害者が「契約をした覚えがないのでお金を返したい」と相手に連絡すると、今度はキャンセル料を催促してきます。
押し貸しされたら、お金を払うことは避けられないのです。
また押し貸しによって振り込まれる額は数万円程度と少額であることが特徴です。
そのため闇金から請求されるまで押し貸しに気付かないパターンが非常に多いです。
心当たりのない振り込みがあったら、押し貸しの可能性を疑うことが大切です。
② カラ貸し
カラ貸しとは、利用してもないのに勝手に借金したことにされ、返済を要求する手法のことをいいます。
架空請求と同じような手法です。
闇金は確実にお金を巻き上げるために、金銭管理ができなさそうな人をターゲットにします。
ですから、以前に闇金を利用したことがある人、ブラックリストに入ったことがある人は注意が必要です。
また、もし心当たりのない借金の連絡があってもすぐに払おうとしてはいけません。
本当に自分が借金したのか、よく思い出してみましょう。
2. 身に覚えのない請求をされる理由
闇金が心当たりがない人に返済を請求できるのは、被害者の個人情報を掴んでいるからです。
では闇金はどのようにして個人情報を入手したのでしょうか?
代表的なパターンを6つご紹介しますので、ご自身の経験と照らし合わせてみましょう。
1. 闇金の利用経験がある
闇金の利用経験がある人は押し貸しやカラ貸しの被害に遭いやすいです。
一度闇金を利用すればあなたの口座や連絡先といった個人情報がすべて漏れてしまいます。
場合によっては闇金同士で利用者の個人情報を売買していることもあるのでトラブルに巻き込まれる可能性はより高くなるります。
2. 闇金を利用しそうになったことがある
実際に闇金を利用していなくても、利用しそうになった・契約しかけた場合には心当たりのない催促をされる可能性があります。
具体的には契約書を書いたけど不安になって契約をキャンセルした、などといったケースです。
契約書に記入した時点であなたの個人情報は漏れているわけですから、簡単に悪用されてしまいます。
3. 家族や友人が闇金を利用している
自分が闇金を利用していなかったとしても、家族や友人が利用していれば被害に合う可能性は大いにあります。
というのも家族や友人が闇金と契約する時、保証人や緊急時の取り立て先の欄にあなたを記入すれば、あなたの個人情報が漏れることになります。
ですがあなたが合意していなければ(サインや印鑑を押していなければ)その記録は意味を持ちません。
あなたの周りに借金利用者がいないかよく確認しましょう。
4. ネットオークションを利用したことがある
最近増えているのが、ネットオークションを利用したときに、個人情報が漏れるケースです。
ネットオークションでは買い手も売り手も個人情報の受け渡しが頻繁に行われます。
取引相手に闇金がいたとしたら個人情報が漏れるリスクは十分にあるといえるでしょう。
5. 気付かずに詐欺サイトを使ってしまった
インターネットには詐欺サイトが多数存在します。
今までインターネットサイトで会員登録をする時に口座番号などの個人情報を入力したことはありませんか?
一見安全そうなサイトに見えても、実は詐欺サイトで裏で闇金とつながっている、なんてことは珍しくありません。
6. クラウドソーシングを使ったことがある
クラウドソーシングとは、企業がインターネットを通して業務参加やアイデアを募集し、最もニーズに合った人材に業務を委託するという外部委託の形式のことです。
クラウドソーシングはインターネット上で契約・取引を行い、報酬を口座に振り込んでもらいます。
よって契約相手が闇金の場合、個人情報が漏れるリスクが発生するといえます。
取引の条件が良すぎる・発注履歴がない、といったクライアントには十分気をつけましょう。
3. 身に覚えのない請求をされたときの対処法
ではもし闇金から身に覚えがない請求をされたらどう対処していけばいいのでしょうか?
以下の3つの対処法を参考に、闇金トラブルの解決に向けて動き出しましょう。
漏れてしまった個人情報を変更する
これ以上被害を拡大させないためには、漏れてしまった個人情報を変更するしかありません。
変更せずに放っておくと、どんなに対策しても被害を受け続けることになります。
- 銀行口座の解約
- 電話番号の変更
この2つは必ず対処しておいたほうが良いでしょう。
警察に相談する
闇金による実害がある場合は警察に相談したほうが良いでしょう。
ただ、具体的な実害がないのに警察に相談すると、ちゃんと対応してくれない場合が多いです。
そもそも警察は取り立てや嫌がらせを止めてはくれますが、根本的な解決は望めません。
今すぐ闇金による被害を止めてほしいという方には有効でしょう。
警察に相談することはあくまで一時的な対処法にすぎないのです。
司法書士に相談する
心当たりのない催促をされた時は司法書士に相談することをオススメします。
というのも司法書士に相談する最も大きなメリットとして
”闇金は司法書士を恐れている”
点があります。
闇金は法律を違反している違法賃金業者、法律の専門家である司法書士はまさに天敵のような存在なのです。
司法書士に依頼すればあなたの闇金トラブルの悩みもきっと解決されることでしょう。
また最近の司法書士は事務所によっては無料相談を受け付けているところもあります。
まずは無料相談でアドバイスを貰うのも良いでしょう。
ただ、司法書士なら誰でもいいわけではありません。
しっかりと闇金トラブルに強い司法書士に相談するよう心がけましょう。
まとめ
- 心当たりのない請求には「押し貸し」と「カラ貸し」の2種類がある
- 身に覚えがない催促をされたら闇金に個人情報が漏れているリスクが高い
- 心当たりのない請求をされたら個人情報を変更しよう
- 身に覚えがない催促で困ったら司法書士に相談しよう
闇金から身に覚えがない請求をされても絶対に応じてはいけません。
また、もし銀行口座に心当たりのない入金があっても慌てることはありません。
まずは落ち着いて、なるべく早いうちに司法書士に相談しましょう。
法律の専門家である司法書士なら必ずあなたを正しい解決へと導いてくれるでしょう。
グリフィン法務事務所はこれまで数々の闇金トラブルを解決してきました。
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